2016年10月2日(日)キッズクラスレポート

【2016年10月2日(日)キッズクラスレポート】
90年代後半からだろうか。
インターネットの普及により
玄人と素人の境目がなくなってきたと
言われるようになってきた。
ボーダレス化している。
あらゆる分野において
平均化してきたという事かもしれない。
ネットが無い時代は情報が少ない
不十な分、自分たちで試行錯誤して
オリジナルのものが生まれ、
個性的なモノが
生まれやすかったのかもしれない。
だから各々の国において
特徴、地域性などが色濃く
表れていたと思います。
ギターリストのcharさんが何かの対談で
「今の子はみんなコードフォームが綺麗、
俺らの時代は情報映像がない、
音だけだから耳コピーして
あと自分で想像するしかなかった。
場合によっては間違った
解釈をしている場合があって、
でもそれが個性でオリジナルになった。」

もしかしたら便利になった分、
簡単に平均点にはたどり着ける事は出来るが
一つ飛びぬけてオリジナル、個性、本物を
生み出す事は
難しい時代になったのかもしれない。
だから世間では格差が
出てきたと言われる時代に
なったのかもしれない。

今週のキッズクラスはclosed guardの
攻撃を行いました。
closed guardは自分の背中を
地面に付いている状態で
相手の腰に両足が絡みついている
ガードを言います。
この体勢はグレイシー柔術の
特徴的な動き、
オリジナルが詰まったガードです。
クロングレイシーの
過去3回の総合の試合においての
展開でも頻繁に出てきたガードです。
この体勢は柔術的に、
ガードをとっている下の人の方が有利です。
ここから色々な攻撃
関節技をする事が出来ます。
クラスでは、相手の腰に絡みつけている足を
使って相手の上半身を
崩す練習を行いました。
これをされると相手は
非常に居心地が悪くなります。
その後、相手が居心地を取り戻す為に腕を
使って上半身を起こしてきたタイミングで
アームロック(関節技)を
極める練習もしました。

キッズクラスを初めて9ヶ月位ですが
子供達の飲み込みの速さ
身体的な成長、振る舞い方の変化に
毎回驚かされます。
最近、低学年の子供達もゲームではなく
スパーリングに近い事が
出来るようになりました。
来年の今頃は試合に
出られるようになりたと思っています。
2016年10月16日(日)
護身術親子無料体験会があります。
グレイシー柔術は世代の垣根越えて
ボーダレスに身体を使ってお子様と
一緒に楽しむ事が出来ます。
是非気楽ご参加下さい。

Follow me!