【コンセプト】
1:週末は柔術を通して家族で過ごせる場所として
2:平日の昼間はスターダストスタジオ柔術トレーニングセンターに携わる関係者、
ご友人が小さなお子様を連れて、コミュニケーションがとれる場所として
3:平日夕方は子供たちが柔術を学ぶ場所として、
平日お休みの親御様がお子様と過ごせる場所として、
そして小学生中学生の自主勉強できる場所として
4:平日の夜は「ダイエット目的、健康目的、護身術」と各々に
目的は違うかもしれませんが柔術を通した紳士淑女の社交場として

スターダストスタジオ柔術トレーニングセンターでは、
グレイシー柔術を通して「憐れみ」が生まれるようなプラットフォーム作りを、
そのプラットフォームは通して会員は勿論スターダストスタジオ柔術トレーニングセンターに携わる関係者の家族、ご友人にも強い共同体を育めるための空間として利用して頂ければと思っています。そしてそれが越谷市、近隣の社会活動の活性化に繋がる事を信じて精進していきたいと思っています。

コンセプト目次
Ⅰ:自立した個人とは
Ⅱ:社会の空洞化
Ⅲ:憐みが生まれる共同体
Ⅳ:スターダストスタジオ柔術トレーニングセンター目指すもの

Ⅰ:自立した個人とは
「自立した個人」とはどうやって出来き、そしてその定義とはどうゆう事なのでしょうか?
フランスの思想家アレクシス・ド・トクヴィルまたは政治学者丸山眞男によると、
自立した個人を作るのは個人ではなく共同体だと言っています。
共同体に支えられて感情的な安全が保障され失敗しても戻れる場所、
そしてまたいつでも違う社会へエントリー出来ると思わせる共同体。
国家ではなく共同体が自立した個人を支える。
国家が共同体を支えないと自立した個人による個人主義は持たないと考えています。
共同体が個人を補正する社会、それが大事だという事だと思います。

Ⅱ:社会の空洞化
しかし高度経済成長期から始まった60年代の団地化で地域が空洞化しました。
80年代のコンビニ化で家族は空洞化し多様化の一歩が始まります。
(また80年代は法化が進みます。)
技術の進歩と経済発展によりテレビも電話も個室化し、
そして95年はインターネット元年。
個人がどんどん孤立化し、分化した状態でお子様は育つようになっていっています。
価値の基準は経済視点「損得文化」になり、
一方で社会、地域の空洞化が進み上記を思わせるような共同体は
失われつつあります。
人は孤立化すると不安と鬱屈が進み、
自己肯定感が低くなりそれを埋め話合わせるために攻撃的な営みを
反復します。今はインターネット、SNSでそれが表現されていると思われます。

Ⅲ:憐みが生まれる共同体
その空洞化を埋め合わせするためには
まず初めに「共通感覚」になるものが必要だと思われます。
「共通感覚」になるものを共有するとそれは少しずつ「仲間感覚」が生まれると思います。
そして「損得を越えた愛と正しさ」という関係が生まれてくると思います。
それはルソーが言う民主政の条件、「憐れみ」が働く事だと思われます。

 Ⅳ:スターダストスタジオ柔術トレーニングセンター目指すもの
グレイシー柔術は社会の空洞化を埋めるための「共通感覚」として
非常に良いツールだと思います。
実際やり始めるとグレイシー柔術の独特な価値に必ず出会います。
グレイシー柔術は混沌の世界(危険な状態)から秩序(安全な状態)の世界へと
女性、子供でも誘(いざな)ってくれます。
それは技の過程の大事さに気付く事につながり、
「きめ細かな手順の違い」「ちょっとしたタイミングの違いが」結果を
左右する事に気付きます。
結果に至る過程がグレイシー柔術です。
過程を意識、追求すると「微細な差異の世界」に出会います。
(当ホームページ「アダルトクラスについて」参照)
そしてそれは自分の体に梃がかかるようにするための体の使い方を知る事につながり、
自分の可能性を知るきっかけになります。自己肯定感の向上に繋がります。
(当ホームページ「キッズクラスについて」参照)。
「技の組み立ていく」構築する充実感、
「体を動かして表現していく」発散する充実感へとつながります。
会社や学校では味わえない価値を共有する事、
そしてその価値を増幅するためにはお互い助け合いが必要です。
練習をしていくと疑問点が生まれ、自然発生的にお互いに技の研究を始めます。
自然に「相互扶助な関係」が生まれます(仲間意識)。
スターダストスタジオ柔術トレーニングセンターでは、「相互扶助な関係」がさらに
「憐れみ」へと発展するプラットフォーム作りをしていきたと思っています。

「経済中心の損得」を越えた心構え、価値が
どんなに楽しく、
それを共有する喜びは(損得を越える享楽を知る)
社会的地位などは関係なく人間関係を育むと思います。
(当ホームページ「アダルトクラスについて」参照)
共同体の空洞化で仲間が消えた不安を
誰かの不祥事、法外バッシングで埋め合わせしたようなインチキ共同体ではなく、
スターダストスタジオ柔術トレーニングセンターでは、
グレイシー柔術を通して「憐れみ」が生まれるようなプラットフォーム作りを、
そのプラットフォームは通して会員は
勿論スターダストスタジオ柔術トレーニングセンターに携わる関係者の家族、ご友人にも強い共同体を育めるための空間として利用して頂ければと思っています。
それは小さな力もしれませんが越谷市そして近隣の「共同体」の一つとして
自立した個人を育み、また災害が起きた時など育んだ共同体は非常時にでも
自分たちの力で秩序を守っていけるという意識は続くと思います。
そして社会の活性化に繋がることを信じてプラットフォーム作り
精進していきたいと思います。